スペイン語は、スペイン北東部、カスティーリャ地方の言葉(カスティジャーノ)でした。
1492年レコンキスタ(イベリア半島の国土回復戦争)の終結後、カスティーリャが政治の
主導権を握ったため、カスティーリャ語がスペイン全土で使われるようになりました。
また、同年コロンブスのアメリカ(新大陸)の到達をきっかけに、中南米等などで広く
使われるようになりました。
実際の国をあげるとアルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、
キューバ、コスタリカ、コロンビア、赤道ギニア、チリ、ドミニカ共和国、ニカラグア、パナマ、
パラグアイ、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコと米国領のプエルトリコです。
現在は、欧州のスペインの他、中央アメリカとブラジル(ポルトガル語)を除く南アメリカの
公用語として使われています。
又、アメリカ合衆国でも南部からの移民が年々増えているため、スペイン語を話す地域も
徐々に増えて、今では英語とスペイン語をミックスした、スパングリッシュ(spanglish)という
新たな言葉が生まれています。