スペインの言語

スペイン語を学ぶ方法は、NHK教育テレビやラジオのスペイン語講座の
視聴が身近な情報も多く非常に楽しめます。

又、参考書籍を購入して自分で学習する、メルマガによって学んだり、
近くにあるスペイン語の教室や講座に通ったり、スペインや中南米に
留学する等の方法もあります。

さて、重要な点ですがヨーロッパのスペイン語とアメリカの中南米の
スペイン語は違います。

最初に学ぶのであれば、まずヨーロッパのスペイン語を学んで下さい。

そして、ラテン語系のスペイン語は、動詞の複雑さに混乱してスペイン語を
途中で挫折する人が非常に多いです。

また、文法は性数によって変化するのも特徴的です。

つまり、名詞や形容詞は、必ず男性・女性に分かれます。

女性名詞：manzana（りんご）・luna（月）等

男性名詞：pepino（キューリ）・sol（太陽）等

スペイン語の特徴の一つに、主語を省略する事が多く、動詞の変化で時制
（現在・過去・未来・意志等）や主語がわかります。

例えば、以下が愛する（amar：アマール）と言う動詞の現在形の変化です。

●amo（アモ）：私が愛する
●amas（アマス）：君が愛する
●ama（アマ）：あなたが愛する
●amamos（アマモス）：私達が愛する
●amais（アマイス）：君たちが愛する
●aman（アマン）：あなた達（彼ら・彼女ら）愛する

英語が得意な人は、スペイン語の参考書籍を購入して学習する場合、
英語で書かれたスペイン語の学習書で勉強することをオススメします。

その理由は、語順や語彙の性質が近い英語の方が、スペイン語との
共通性が高く、スムーズにスペイン語の勉強が進むからです。

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スペイン語は、Ｒの巻き舌のように、多少コツのいるポイントもありますが、
日本人にとって母音（　ａ　ｅ　ｉ　ｏ　ｕ　）やはっきりとした音節の取り方が、
スペイン語は英語より発音しやすい言語と言えます。

スペイン語の大抵の単語は、ローマ字読みで通じてしまいます。

覚えておくと役に立つスペイン語のあいさつは以下の通りです！

●「Hola」（オラ）＝やぁ！（知り合いや友達同士のどこでも使える軽い挨拶）

●「Buenos dias」（ブエノス・ディアス）＝おはよう！

●「Buenas tardes」（ブエナス・タルデス）＝こんにちは！

●「Buenas noches」（ブエナス・ノーチェス）＝おやすみなさい。

●「Gracias」（グラシアス）＝ありがとう。

●「Adios」（アディオス）＝さようなら！

などがあります。

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スペイン語の辞書には、「書籍のスペイン語辞書」、「スペイン語の電子辞書」、
「WEB上のスペイン語辞書」の３種類があります。

書籍のスペイン語の辞書は、スペイン語⇔日本語辞典、日本語⇔スペイン語辞典、
スペイン語⇔英語、英語⇔スペイン語の辞書があり、よく辞書の使用目的を考えて
選ぶ必要があります。

スペイン語の電子辞書は、基本的には白水社のスペイン語辞書を使っているものが
多く、幅広い層に対応しています。

また、WEB上のスペイン語辞書の最大の利点は「無料(フリー)」だということです。

特に、詳細に載っている小学館の西和中辞典がオススメです。

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スペイン語技能検定は日本スペイン協会が主催する文部科学省認定の
検定試験です。

スペイン語技能検定は年2回、春季と秋季に実施されており、6から1級まで
6段階あります。

スペイン語技能検定の試験内容は6級から4級までは1次試験のみ、3級から
1級までは2次面接試験があり、1次試験の合格者が2次試験に進めます。

目安として、6級は英検4級に、3級は準1級にほぼ相当します。

一方、スペイン語検定試験（DELE：通称デレ）は、スペインの文部省および
サラマンカ大学が主催する検定試験で、世界50カ国で実施されています。

それは、スペイン語圏への留学、就職などの際に語学のレベルを保証する
ものとして広く認められています。

スペイン語検定試験（DELE）は初、中、上級の３段階に分かれ、認定証は
セルバンテス協会から発行されます。

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スペインの言語（エスパニョール）はスペイン語（カスティジャーノ）が公用語です。

スペイン語（カステヤーノ、またはエスパニョール）のほかにバスク地方では
バスク語、カタルーニャ地方ではカタルーニャ語、ガリシア地方ではガリシア語が
使われています。

スペイン語は国連の6つの公用語（他は英語、フランス語、ロシア語、アラビア語、
中国語）の一つで、スペインを始め、中南米18ヵ国、アフリカ1ヵ国、計20か国に
おける公用語で、世界の３億数千万人が話す言語です。

また、日本ではスペイン語式の呼び名からイスパニア語とも呼ばれ、また西語
（西班牙語より）と表記されることもあります。

実は、スペインはイスパニア（ウサギの地を意味する）と呼ばれていました。

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スペイン語の読み方は日本語と近く、ほとんどの音が子音と母音から構成されています。

例えば、a（ア）、i（イ）、u（ウ）、e（エ）、o（オ）、ca（カ）、qui（キ）、qu（ク）、que（ケ）、co（コ）のようで、
ほとんどローマ字読みで大丈夫です。

また、スペインで会話するときに日本人が気をつけることは、まず相手の目を見て話すこと。

あいまいな返事や愛想笑いなどはスペインの人々には理解してもらえません。

たとえ言葉に自信がなくても、英語のYesとNoにあたるSi（シ）とNo（ノ）はちゃんと覚えておいて、
はっきりと伝えましょう。

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スペイン語は、スペイン北東部、カスティーリャ地方の言葉（カスティジャーノ）でした。

1492年レコンキスタ（イベリア半島の国土回復戦争）の終結後、カスティーリャが政治の
主導権を握ったため、カスティーリャ語がスペイン全土で使われるようになりました。

また、同年コロンブスのアメリカ（新大陸）の到達をきっかけに、中南米等などで広く
使われるようになりました。

実際の国をあげるとアルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、
キューバ、コスタリカ、コロンビア、赤道ギニア、チリ、ドミニカ共和国、ニカラグア、パナマ、
パラグアイ、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコと米国領のプエルトリコです。

現在は、欧州のスペインの他、中央アメリカとブラジル（ポルトガル語）を除く南アメリカの
公用語として使われています。

又、アメリカ合衆国でも南部からの移民が年々増えているため、スペイン語を話す地域も
徐々に増えて、今では英語とスペイン語をミックスした、スパングリッシュ(spanglish)という
新たな言葉が生まれています。

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鍋田辞書はWINDOWS/Linuxで動作する多言語の外国語向け汎用辞書ソフトで、ユーザー自身で
データを作成することも可能になっています。

また、スペイン語対応のパソコン用の辞書ソフトです。

ユニコード入力、符号付きローマ字の符号無視検索、アスキー代替文字入力によるスペイン語
特有文字の検索が可能になっています。

各言語に特化した言語的処理機能を付け続けることを目指して随時更新されています。

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スペイン語は、イベリア半島を支配していたローマ帝国が使っていたラテン語をもとに
アラビア語等の影響を受けながら発達した言語です。

8世紀頃に北アフリカからイスラム教徒が半島に侵入し、その後キリスト教徒によるレコンキスタ
（国土回復戦争）が起こった時期に時期にラテン語の方言がロマンス語に変化しました。

このロマンス語が後に、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ルーマニア語に
分かれていきました。

イベリア半島ではアフリカ大陸北部のアラビア語の影響も受けつつイベリア系ロマンス語が
発達し、カスティーリャ、レオン などで使用されていました。

やがてレコンキスタによって最大の国となったカスティーリャ王国が13世紀頃に言語統一を
はかり、スペイン語が形成されました。

現在、私達が知っている公的なスペイン語は、スペインではカスティジャーノと呼んでいます。

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