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国際航空普通郵便と書留

スペインから日本に郵便を出すと軽量の物はあまり高いなぁと感じません。

しかし、荷物が重くなるにつれて送料は目を丸くする事になります。

例えば、絵ハガキはスペインも日本も100円といくらかが、100gを超えると
話は違ってきます。

国内郵便や激戦の運輸業(宅急便等)の価格競争に慣れている日本人は、
意外と送料は安くて当たり前の概念を持っています。

ここで、興味深い話があります。

日本の国内郵便に比べて海外からの郵便は非常に高いと感じますが、
では、人が日本からスペインに行くのに飛行機代はいくらでしょう?

最低でも航空券だけでも10万円以上はかかります。

しかし、自分の隣の県や中心街に行くのに交通費は1万円はしません。

これを考えると、海外のある地点から輸送機関を何度も何度も替えて
自分の元まで荷物が届く事は、色々な人の労働力が関与しています。

これを考えると、海外(国際)送料の見方が変わってきます。

さて、国際航空普通便と国際航空書留の話。

最初、海外から物を送ってもらった経験のない人は、かならず
国際航空書留を選びます。

もちろん、せっかくの大事な商品が失くなっては困るからですね。

しかし、これが手馴れてくると話は違ってきます。

さて、航空書留と航空郵便の違いは、宛名本人がサインして直接品を
受取るか、国内の普通郵便の様に家のポストに投入されるかだけの
違いです。

そして、どちらも紛失・損失時の補填の補償はないですが、実は
購入者の方の安心度の問題だけです。

統計からして最近の多くの人は送料の安い国際航空郵便を選びます。

書留は、サインが必要なため家に受取人の誰かが常時いる場合は、
国際航空普通と同じ日数ですが 不在が多いと日数がかかります。

ここでいう国際航空書留は、日本の郵便局から直接受取るので、
普通郵便の様に自宅のポストに投入された後、誰かに盗まれる事が
ないという点だけの違いです。

次に、輸送日数について。

スペインからの国際郵便はノーマルシーズンで10日から2週間位が目安。

しかし、日本への郵便物の多さや重さによって時間がさらにかかる事も
あります。

また、どの飛行機に積んでどの都道府県から入国してくるかはその時の
事情しだいです。

そして郵便物は、スペインの都市⇒国際空港(マドリッド等)⇒日本入国
⇒管轄の都道府県⇒本人の手元と直ぐに荷物の積替えがスムーズに
いくとは限りません。

特に、手紙のように薄く小さい物でも最短で約7から10日位かかります。

手紙以上の大きさの定形外で10日から2週間、又は3週間位です。

国際航空小包は通関でのチェックや手続きで、約2から3週間以上です。

もし品が早く届いてほしい場合は、国際航空普通郵便をお勧めします。



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スペインの国際郵便

スペインから郵便を発送する場合は、場所によって値段が多少かわります。

スペイン本土のイベリア半島と地中海諸島(バリアス諸島)、アフリカ大陸
西側のカナリア諸島、そしてアフリカ大陸内のスペイン領土です。

郵便の種類は、日本の郵便のようにバリエーションは多くないです。

国際航空郵便(普通郵便)、国際航空速達、国際航空書留、国際航空小包、
国際航空SAL便、そしてEMS。

但し、国際航空郵便と国際航空速達は、ほとんど大差なし。

日本はスペインの真裏であるため、日本への到着はほぼ同じです。

後は、日本内陸から個人への配達の差だけですが、これも思ったほどの
速達の効果は期待できません。

もちろん、EMSは最速で到着するはずですが、各国の事情(休日等)や
通関に影響するため、人間の作業で思わぬ時間がかかります。

そして、重量の種類は以下の通りです。

?20g、50g、100g、200g、350g、500g、1Kg、1.5Kg、2Kg迄。

これは、国際航空郵便、国際航空速達、国際航空書留だけ。

昔は、最も料金の安価な船便もあったようですが、現在は国際航空小包、
国際航空SAL便、そしてEMSだけ。

そして、発送先の国よって20Kgまたは30Kg迄発送できます。

航空小包とSAL便は1Kg単位ですが、EMSは250gから始まって、
500g単位となります。

そして、保険はEMSのみで、発送人または受取人が最大保障して
ほしい金額から発送時の保険料を計算して追加で支払います。

日本の輸送サービス産業が、意外と発達している現状に驚きを隠せません。



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スペインの郵便局

Buson de Correos


旅行や生活をしても、やっぱりお世話になるのは郵便局です。

スペインの郵便局( la oficina de correo )は、赤い日本のポストとは対照的に
ベースカラーは黄色。

また、郵便局のシンボルはよく見ると象が王冠をつけた様なデザインです。

そして、町のあちらこちにこの円柱型のポスト(画像)は見かけます。

ただ、郵便回収車が何時にポストに立ち寄っているか定かではないですが、
一日に1度は巡回していると思います。

これを考えると、日本の郵便局は杓子定規で非常に優秀だと感じます。

さて、7月1日から9月15日は、局員が夏休みをとるのと、市民が夏休みを
取ってバケーションに出かけるため、郵便局の営業は午前中だけです。

通常は月曜から金曜日は、午前8時半から午後8時半の営業時間が
夏休みの期間(7月1日から9月15日)になると午後2時半と短くなります。

土曜日はさすがに年中同じ営業時間で、午前9時半から午後1時迄。

また、スペインも番号札を取るシステムを採用しているため、長い行列に
並んだり、「あなたが最後?」って聞く必要がなくなりました。

しかし、各町に存在する中央郵便局の営業はもう少し長いです。

普通で午後10時迄、夏休みの期間で午後8時半迄。

さて、郵便局に関してちょっとしたテクニックがあります。

スペインで有名な百貨店のエル・コルテ・イングレスの中に郵便局の
支局がある所があります。

空間は非常に小さいですが、百貨店の営業時間に従属するため
土曜日や夏休みの期間の午前中の営業時間から開放されます。

旅などで、これを知っているだけでも絵葉書を出すのに助かります。

しかし、切手の入手だけなら至る所にあるエスタンコで間単に買えます。



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