スペインの典型的な朝食でもあり、又おやつにChurros(チューロ)があります。
もちろん、特定のバルでホットチョコレートやコーヒーなどと共に頂きます。
典型的であれば、甘いものが嫌いでない限りチョコレートがオススメ!
また、場合によってはコーヒーと一緒でも食べますが、チューロの塩加減には
やっぱりチョコレートが適役です。
地方によって多少の違いもありますが、スペインの南部ではこのチューロは
2種類に分かれます。
ひとつが、Papa(パパ:ジャガイモ)をベースにしたものと、ラルゴ(小麦粉)を
ベースにした物があります。
日本のミスタードーナッツで販売されているチュールは、見た目はジャガイモ
素材のものに非常に近いですが、素材は小麦粉ベースですね。
又、スペインでは日本、アメリカまたは中年米のようにチューロにシュガーや
シナモンを振ったりしません。
チューロの上に粉系を振り掛けると、「何をするんだ!」等と言ってスペイン人
から叱られます。
町でも道の仮小屋のような場所でチューロ専門店もありますが、大体は
揚げ物屋さんで朝のみチューロを扱っているのが一般的です。
また、揚げ物屋さんの方が専門店よりは値段はリーズナブルです。
さて、スペインでは近所の揚げ物屋さんでチューロを買ってきて、家で
ホットチョコを用意するのが手軽な朝食になります。
チューロ専用のチョコレートでも良いし、又普通のホットチョコレートでも
チューロに程よく絡む位にとろみをつけてあげれば尚良いです。
しかし、買ったチューロを安く外で食べる方法があります。
コーヒーの飲める近くのバルへ買ったチューロを熱々のうちに持込んで
食べる方法です。
もちろん、そのバルではコーヒーかホットチョコを注文するのを忘れずに!
スペインでは意外なのが、持込に文句は言われません。
お一人様、2ユーロでお腹いっぱいになります。