フラメンコにはリズムや曲調によってたくさんの種類があります。
まず、「ソレア」はフラメンコの最も古い形といわれ、深みと威厳のある曲種です。
「シギリージャ」は変拍子風の複雑なリズムを持ち、簡素で厳格な曲調で、カンテは嘆きを
表現する奥深いものです。
「アレグリアス」は明るく陽気な曲種で、ダイナミックで爽快なバイレが特徴です。
「ブレリア」は最もテンポが速い曲種で、激しい曲調を持ち、宴の終わりによく使われます。
「セビジャーナス」は4曲で1セットで、明快な曲調です。
ステップが易しいので、バイレの入門曲によく使われます。
「タンゴ」は カディスが発祥で、2拍子でノリのよい明るい曲種です。
アルゼンチン・タンゴとは別種のものです。
「タンギージョ」は小さなタンゴの意味で、タンゴよりも速く、ユーモラスで愛嬌あふれるバイレが
特徴です。