リベラ・デル・ドゥエロ地区の現状は、国外からの投資も含め新しいボデガスが増えたこともあり、
ボルドーなどから新技術が導入され、伝統的な方法から一歩進んだワイン造りも注目されています。
こうした動きの中心にいるのが、ベルギー人のピーター・シセック氏です。
彼は、1990年に設立されたアシエンダ・モナステリオ社の支配人兼醸造責任者であり、ピングスを
造っています。
ピングスはクリアンサという区分にも関わらず、長年、リベラ・デル・ドゥエロで最高級とされてきた
ウニコの3・4倍という高値で取引されています。